ノンフライヤーが届いたものの、いきなり食材を入れていいのか迷いますよね。
説明書を見ても温度と時間の目安がざっくりしていて、「うちの冷凍ポテトは何度で何分?」という肝心なところが分からない、という声はよく聞きます。
結論からいうと、使い方はバスケットに食材を入れて、温度と時間を設定してスタートするだけです。むずかしい操作はありません。
ただし、買ってすぐの空焼きと、食材ごとの温度の考え方だけは押さえておく必要があります。ここを知らないと「思ったよりベチャッとした」「中まで火が通らない」という失敗につながります。
この記事では、初回の準備から食材別の目安、冷凍食品と揚げ物の温め直しのコツ、そして失敗を防ぐ注意点までまとめました。
操作パネルの見え方や付属品は写真で確認できます。実際の操作画面をイメージできるので、届く前に流れをつかんでおくと安心ですよ。
※価格・在庫・配送条件は購入前にご確認ください。
コソリ ノンフライヤーの使い方は3ステップ

操作そのものは拍子抜けするほど簡単です。バスケットに食材を入れ、温度と時間を決めてスタートを押す。基本はこれだけで完結します。
迷いが生まれるのは操作ではなく、「どの温度で何分にすればいいのか」という判断のほうです。ここは食材によって変わるので、あとの章で目安をまとめました。
また、買ってすぐの1回目だけは食材を入れずに動かす作業があります。製造時に付いた油分やにおいを飛ばすためのもので、これを飛ばすと最初の料理ににおいが移ることがあります。
まずは初回の準備から順に見ていきます。
買ってすぐにやること(空焼き)
開封したら、バスケットとトレイを取り外して中性洗剤で洗い、完全に乾かします。この時点では本体は拭くだけで構いません。
乾いたら空の状態で本体にセットし、200℃前後で10分ほど加熱します。においや薄い煙が出ることがありますが、これは製造時の油分が飛んでいるためです。
換気扇を回し、窓を開けた状態で行ってください。終わったら冷ましてから、もう一度バスケットを洗えば準備完了です。この一手間で、初回の料理へのにおい移りを防げます。
基本の操作手順
日常の使い方はシンプルです。バスケットを引き出して食材を並べ、本体に戻します。あとは温度と時間を設定してスタートするだけです。
調理中でもバスケットを引き出せば加熱が一時停止し、戻せば再開します。途中で焼き色を確認したり、食材をひっくり返したりできるのがノンフライヤーの便利なところです。
タイマーは1分から24時間まで設定できるので、短時間の温め直しから長時間の低温調理まで対応できます。終了後は自動で加熱が止まります。
予熱は必要?
結論としては、予熱はしたほうが仕上がりが安定します。冷えた庫内に食材を入れると、温度が上がるまでの間に食材から水分が出て、表面がべたつきやすくなるためです。
とくに冷凍のフライ類や、カリッとさせたい料理では差が出ます。3〜5分ほど空の状態で温めてから食材を入れてみてください。
一方、温め直しや野菜のロースト程度なら予熱なしでも大きな違いはありません。仕上がりのカリッと感を重視するときだけ予熱する、という使い分けで十分です。
食材別の温度と時間の目安

ノンフライヤーは最高230℃まで設定できます。この温度域があると、揚げ物の再現だけでなくローストや焼き菓子まで幅が広がります。
温度選びの考え方はシンプルで、表面をカリッとさせたいものは高温・短時間、中まで火を通したいものは中温・長めです。この原則さえ押さえれば、初めての食材でも大きく外しません。
下の表は一般的な目安です。食材の厚みや量、冷凍か生かによって変わるので、最初は短めに設定して、足りなければ2〜3分ずつ追加するのが失敗しないやり方です。
| 食材 | 温度の目安 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 冷凍フライドポテト | 200℃前後 | 15〜20分 |
| 冷凍から揚げ・チキンナゲット | 180〜200℃ | 10〜15分 |
| 鶏もも肉(生・皮目パリッと) | 200℃前後 | 18〜25分 |
| ウインナー | 180℃前後 | 8〜10分 |
| 切った野菜のロースト | 180〜200℃ | 12〜18分 |
| 魚の切り身 | 180℃前後 | 10〜15分 |
| 揚げ物の温め直し | 160〜180℃ | 4〜7分 |
食材は重ねずに広げる
仕上がりを左右する最大のポイントがこれです。ノンフライヤーは熱風を循環させて加熱するため、食材が重なっていると風が当たらない面ができ、そこだけ生焼けになります。
バスケットの底に一列で並べるのが理想です。量が多いときは2回に分けたほうが、結果的に早くきれいに仕上がります。
6Lの大容量モデルなら一度に扱える量が多いので、家族分をまとめて作りたい場合でも分ける回数を減らせます。
途中で一度ゆする
ポテトやナゲットのように小さくて数の多い食材は、調理時間の半分あたりで一度バスケットを引き出し、軽くゆすって位置を入れ替えてください。
これだけで焼きムラがかなり減ります。引き出しても加熱が一時停止するだけなので、温度が大きく下がる心配はありません。
肉や魚の切り身のように大きいものは、ゆするのではなくトングで裏返すほうが確実です。
一度にどれくらい入るかは容量しだいで変わります。バスケットの実寸を写真で確認できるので、家族の人数に合うか見ておくと選びやすくなりますよ。
※価格・在庫・配送条件は購入前にご確認ください。
冷凍食品と温め直しのコツ

ノンフライヤーがいちばん力を発揮するのが、この2つの用途です。どちらも「揚げ直す」のではなく「水分を飛ばして表面を立て直す」という発想で使います。
冷凍食品はメーカーが油で揚げる前提で作っているものも多く、そのまま袋の表示どおりにするとうまくいかない場合があります。ノンフライヤー向けの調整が必要です。
温め直しは電子レンジと比べたときの差がはっきり出る場面です。レンジは中から温める代わりに水分が出て衣がしんなりしますが、熱風なら表面の水分を飛ばせます。
冷凍のまま入れてよい
冷凍フライドポテトやから揚げは、解凍せず凍ったまま入れてください。解凍すると水分が出て、べたつきの原因になります。
袋の表示が「油で揚げる」となっている商品でも、200℃前後で15〜20分を目安に試すとうまくいくことが多いです。表面がまだ白っぽければ2〜3分ずつ足していきます。
油をひく必要はありませんが、仕上がりの色づきをよくしたいときは、油をスプレーで薄くひと吹きすると差が出ます。
揚げ物の温め直しは低めの温度で
前日のから揚げやコロッケを温め直すときは、160〜180℃で4〜7分が目安です。高温にしすぎると中が温まる前に衣が焦げます。
スーパーの惣菜も同じ考え方で温められます。時間が経って油がまわった衣も、熱風で余分な水分と油が落ちてサクッとした食感に戻ります。
この用途だけでも買った価値があった、という声が多い使い方です。電子レンジでは再現できない仕上がりになります。
向いていない食材もある
万能ではありません。次のような食材は苦手なので、別の調理器具を使うほうが早いです。
- 衣が液状のもの(天ぷら・かき揚げ):熱風で飛ばされて形が崩れます
- 水分が多い葉物野菜:軽すぎてヒーターに吸い上げられる恐れがあります
- 汁気の多い煮込み料理:そもそも用途が違います
- チーズ単体:溶けて網の下に落ちてしまいます
こうした食材を無理に扱おうとすると、庫内が汚れて後片付けが増えます。得意な用途に絞って使うほうが、結果的に稼働率が上がります。
使う前に知っておきたい注意点

便利な調理家電ですが、置き方と扱い方を誤ると性能を発揮できません。ここは購入前に知っておくと、置き場所の計画にも役立ちます。
とくに見落とされやすいのが設置スペースです。本体の周囲と上方に熱を逃がす空間が必要で、棚の中にぴったり収めると排気がこもります。
また本体重量は5.2kgあります。頻繁に出し入れするより、置きっぱなしにできる場所を確保しておくほうが現実的です。使う頻度が落ちる原因の多くは「出すのが面倒」だからです。
設置場所の確保
背面と側面、そして上方に空間を空けて設置してください。壁にぴったり付けると排気がこもり、加熱効率が落ちます。
調理中は排気口から熱風が出るため、その先に木製の棚板や壁紙が近接していると傷みの原因になります。カウンターの中央寄りに置くのが安全です。
一人暮らしの方は、電子レンジと同じ場所に置けるか事前に測っておくと失敗しません。6Lモデルは容量がある分、設置面積もそれなりに必要です。
アルミホイル・クッキングシートの扱い
どちらも使えますが、バスケットの底全体を覆わないことが条件です。熱風の通り道をふさぐと加熱ムラが起きます。
軽いシートは食材を乗せる前に入れるとヒーターに吸い上げられる恐れがあります。食材を乗せてから加熱を始めるという順番を守ってください。
トマトやレモンなど酸の強い食材はアルミと反応することがあるので、その場合はクッキングシートのほうが向いています。
こんな人には向かないかもしれません
正直にお伝えすると、次のような方には使いこなしにくい家電です。
- キッチンに置く場所の余裕がない:重量5.2kgで、出し入れが手間になります
- 天ぷらなど衣が液状の揚げ物が中心:この用途は苦手です
- 1〜2人分を少量だけ作りたい:6Lは容量が大きく、少量では持て余す場合があります
- 調理中の音が気になる環境:ファンが回るため無音ではありません
逆にいえば、家族分をまとめて作りたい方、揚げ物の後片付けを減らしたい方、惣菜や冷凍食品をよく使う方には、置き場所さえ確保できれば毎日使える一台になります。
コソリ ノンフライヤーの使い方でよくある質問

初めて使う方からよく出る疑問をまとめました。操作に不安がある段階で確認しておくと、届いたその日から使い始められます。
なお仕様は機種や製造時期によって異なる場合があります。付属の取扱説明書に記載がある場合は、そちらを優先してください。
つまずきやすいのは、火の通りと煙の2点に集中しています。どちらも食材の並べ方や温度設定を少し変えるだけで解消することがほとんどです。
-
Q油は本当に使わなくていいのですか?
-
A基本的に不要です。食材自体に含まれる油分と熱風で調理されます。ただし色づきをよくしたい場合や、油分の少ない食材をカリッとさせたい場合は、スプレーで薄くひと吹きすると仕上がりが変わります。
-
Q調理中に煙が出ますが故障ですか?
-
A脂の多い食材を高温で調理すると、落ちた脂がトレイで焼けて煙が出ることがあります。トレイに少量の水を入れておくと抑えられます。庫内に古い油が残っている場合も原因になるので、定期的なお手入れも有効です。
-
Q調理中にバスケットを開けても大丈夫ですか?
-
A問題ありません。引き出すと加熱が一時停止し、戻すと再開します。焼き色の確認や食材をゆする作業のために、途中で開けることはむしろ推奨される使い方です。
-
Q中まで火が通りません。どうすればいいですか?
-
A食材を重ねて入れていないか確認してください。熱風が当たらない面ができると生焼けになります。量が多い場合は2回に分けるほうが確実です。厚みのある食材は温度を下げて時間を長めにすると中まで通ります。
-
Qレシピが思いつきません。何から作ればいいですか?
-
A冷凍フライドポテトや惣菜の温め直しから始めるのがおすすめです。失敗しにくく、この家電の得意分野を実感できます。本機には特典レシピ本が付属しているので、慣れてきたらそちらも参考になります。
コソリ ノンフライヤーの使い方まとめ

操作は「食材を入れて、温度と時間を決めてスタート」だけです。あとは食材ごとの目安さえ分かれば、初日から使いこなせます。
押さえておきたいポイントを整理します。
- 初回:洗って乾かしてから、空の状態で200℃前後10分の空焼き
- 予熱:カリッとさせたいときは3〜5分。温め直し程度なら省略可
- 並べ方:重ねず一列に。量が多いときは2回に分ける
- 途中操作:半分の時間で一度ゆすると焼きムラが減る
- 冷凍食品:解凍せず凍ったまま。200℃前後で15〜20分が目安
- 温め直し:160〜180℃で4〜7分。高温にしすぎない
- 設置:背面・側面・上方に空間を確保。重量5.2kgなので置き場所は固定推奨
最初は短めの時間で設定して、足りなければ2〜3分ずつ足していく。この進め方なら焦がす失敗はほぼ防げます。
揚げ物の後片付けから解放されるのが、この家電のいちばんの価値です。まずは冷凍ポテトや惣菜の温め直しから試してみてください。
あわせて読みたい:コソリ ノンフライヤーの洗い方|バスケットの油汚れを落とすコツ
DCモーター搭載で従来品より最大38%速く調理でき、タイマーは1分から設定できます。細かい仕様も掲載されているので、気になる方はチェックしてみてください。
※価格・在庫・配送条件は購入前にご確認ください。
画像:Unsplash

