冷蔵庫選びで迷っている方に向けて、シャープの「SJ-X502P」と「SJ-X372P」を詳しく比較しました。どちらの冷蔵庫もそれぞれのニーズに応じた特徴を持っています。大容量で家族向けのSJ-X502Pと、コンパクトで一人暮らしや少人数世帯に最適なSJ-X372P、それぞれの違いやメリットを知ることで、自分に最適な冷蔵庫が見つかるはずです。
冷蔵庫選びでは、容量や価格、機能、設置スペースなどを総合的に考慮することが大切です。また、省エネ性能や使い勝手、デザインの好みも選択の重要なポイントになります。本記事では、それぞれの冷蔵庫の特長や違いを詳しく解説し、どのような人に適しているのかを明確にしていきます。
SJ-X502PとSJ-X372Pの大きな違い
SJ-X502PとSJ-X372Pは、どちらもシャープの冷蔵庫ですが、容量もドアの数も大きく異なる別クラスのモデルです。シャープ公式サイトの仕様をもとに、主な違いを整理しました。
- 容量:SJ-X502Pは502L、SJ-X372Pは374L。差は128Lあります。
- ドアの数と開き方:SJ-X502Pは6ドアのピラーレスフレンチドア、SJ-X372Pは左右どちらからでも開けられる3ドアの「どっちもドア」です。
- 年間消費電力量:SJ-X502Pは291kWh/年、SJ-X372Pは354kWh/年。容量の大きいSJ-X502Pのほうが少なくなっています。
- 製氷:SJ-X502Pは自動製氷、SJ-X372Pは手動製氷です。
- 本体サイズ:幅はSJ-X502Pが685mm、SJ-X372Pが600mm。設置場所の幅で選択肢が決まります。
シャープ SJ-X502PとSJ-X372Pの仕様比較
型番で検索している方が一番知りたいのは、具体的な数値の違いだと思います。シャープ公式サイトの仕様ページに記載されている数値を並べると、次のとおりです。
SJ-X502PとSJ-X372Pの違い一覧
| 項目 | SJ-X502P | SJ-X372P |
|---|---|---|
| 定格内容積 | 502L | 374L |
| ドア | 6ドア(ピラーレスフレンチドア) | 3ドア(どっちもドア) |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 685×699×1,833mm | 600×650×1,750mm |
| 質量 | 88kg | 72kg |
| 年間消費電力量 | 291kWh/年 | 354kWh/年 |
| 製氷 | 自動製氷 | 手動製氷 |
※数値はシャープ公式サイトの仕様ページによるものです(2026年9月確認)。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
容量の違い
SJ-X502Pは502Lの大容量モデルで、まとめ買いや作り置きをする家庭、家族の人数が多い家庭に向いています。SJ-X372Pは374Lで、2〜3人程度の家庭や、キッチンのスペースが限られている家庭で選びやすいサイズです。
一般的に、冷蔵庫の容量は家族の人数や買い物の頻度で決めると失敗しにくいとされています。週末にまとめて買い物をするならSJ-X502P、こまめに買い足すならSJ-X372Pという考え方もできます。
ドアの数と開き方の違い
SJ-X502Pは6ドアで、冷蔵室は左右に開くピラーレスフレンチドアです。中央に柱がないので、大皿や鍋をそのまま出し入れしやすいのが特徴です。
SJ-X372Pは3ドアの「どっちもドア」で、冷蔵室の扉を左右どちらからでも開けられます。引っ越しでキッチンのレイアウトが変わっても、壁の位置に合わせて使えるのが利点です。
年間消費電力量の違い
公式の仕様では、年間消費電力量はSJ-X502Pが291kWh/年、SJ-X372Pが354kWh/年です。容量が大きいSJ-X502Pのほうが、年間の消費電力量は63kWh少なくなっています。
大型の冷蔵庫は省エネ性能の高い部品が使われていることが多く、容量が大きいほど電気を多く使うとは限りません。電気代を重視する方は、容量だけでなく年間消費電力量もあわせて比べてみてください。
設置サイズの違い
幅はSJ-X502Pが685mm、SJ-X372Pが600mmで、85mmの差があります。奥行きはSJ-X502Pが699mm、SJ-X372Pが650mm、高さは1,833mmと1,750mmです。
購入前には、設置場所の幅・奥行き・高さに加えて、搬入経路の幅も測っておきましょう。公式サイトでは、壁ぎわに設置する場合の必要スペースも案内されています。
SJ-X502PとSJ-X372P、どちらを選ぶべき?
家族が多く、まとめ買いや作り置きが多い家庭で、幅685mmを置けるスペースがあるならSJ-X502Pが向いています。自動製氷や大容量の冷凍室を使いたい方にも合います。
2〜3人程度の家庭や、幅600mmに収めたい家庭、左右どちらからでも開けられるドアを重視するならSJ-X372Pが向いています。
SJ-X502PとSJ-X372Pの共通点
容量やドアの形は大きく違う2機種ですが、シャープ公式サイトの「主な特長」を見比べると、共通して備えている機能もあります。どちらを選んでも使える機能を先に押さえておくと、違いの部分に集中して比べられます。
- インバーター制御:どちらも搭載しています。
- 静音設計:どちらも約20dB(JIS C 9607騒音試験・低速運転時)と案内されています。
- チルドルーム:どちらの冷蔵室にもあります。
- おいそぎ冷凍:どちらの冷凍室にもあります。
- 棚全段取りはずし・折りたたみトレー・側取りポケット:冷蔵室の使い勝手に関わる機能は共通です。
- ナノ低温脱臭触媒・LED照明(天面):どちらにも搭載されています。
- ドア閉め忘れ防止ブザー:どちらにも搭載されています。
- 省エネ基準達成率:どちらも100%(目標年度2021年度)です。
静音設計の数値やインバーター制御は共通なので、「小さいほうは性能が劣る」ということはありません。違いは主に、容量・ドアの形・製氷・冷凍室の機能に表れます。
SJ-X502PとSJ-X372Pの機能の違い
公式の機能一覧を比べると、SJ-X502Pにだけある機能と、SJ-X372Pにだけある機能がそれぞれあります。上位機種だからといって、すべての機能で上回っているわけではない点に注目です。
SJ-X502Pだけにある主な機能
- プラズマクラスター(冷蔵室)とプラズマクラスター見守り運転
- 自動製氷(大小切替氷・おいそぎ製氷・製氷皿清掃)。貯氷数は約128個と案内されています。
- 作りおき急冷(上段冷凍室)と新鮮冷凍(下段冷凍室)
- オートクローズ機構付きのピラーレスフレンチドア
- ユーティリティルーム
- 真空断熱材と、25項目の省エネ技術を採用した「節電25」
2Lペットボトルは、冷蔵室に6本、野菜室に3本収納できると案内されています(容器の形状によっては収納できない場合があります)。
SJ-X372Pだけにある主な機能
- どっちもドア:冷蔵室の扉を左右どちらからでも開けられます。
- シャキット野菜室(真ん中レイアウト):野菜室が真ん中にあり、かがまずに出し入れしやすい配置です。
- 深浅スライドケース(野菜室)
- 節電モード
2Lペットボトルは、冷蔵室に4本収納できると案内されています。製氷は手動製氷なので、製氷皿に水を入れて凍らせる使い方になります。
SJ-X502PとSJ-X372Pのメリット・デメリット
公式の仕様から分かる事実をもとに、それぞれの良い点と注意点をまとめました。
SJ-X502Pのメリット
- 502Lの大容量で、まとめ買いや作り置きが多い家庭に向いている
- 自動製氷で、氷を切らしにくい
- 冷凍室に作りおき急冷・新鮮冷凍があり、冷凍の使い方の幅が広い
- 年間消費電力量が291kWh/年と、SJ-X372P(354kWh/年)より少ない
SJ-X502Pのデメリット
- 幅685mm・奥行699mm・高さ1,833mmと大きく、設置場所と搬入経路の確認が必要
- 質量が88kgあり、搬入や移動の負担が大きい
- 製氷ユニットの清掃など、自動製氷ならではのお手入れが必要になる
SJ-X372Pのメリット
- 幅600mmで、限られたスペースにも置きやすい
- どっちもドアで、キッチンのレイアウトが変わっても使いやすい
- 野菜室が真ん中にあり、野菜を出し入れしやすい
SJ-X372Pのデメリット
- 374Lなので、家族が多い家庭やまとめ買い派には容量が足りない場合がある
- 手動製氷なので、氷をよく使う家庭には手間がかかる
- 年間消費電力量は354kWh/年で、容量の大きいSJ-X502Pより多い
SJ-X502PとSJ-X372Pをおすすめする人
SJ-X502Pがおすすめの人
- 3人以上の家族で、まとめ買いや作り置きをよくする
- 自動製氷で、いつでも氷を使いたい
- 幅685mm以上の設置スペースを確保できる
- 年間消費電力量を重視したい
SJ-X372Pがおすすめの人
- 2〜3人程度の家庭で、こまめに買い物をする
- 幅600mmのスペースに収めたい
- 引っ越しの予定があり、左右どちらからでも開けられるドアがよい
- 野菜をよく使うので、野菜室を取り出しやすい位置に置きたい
Q&A
Q1. SJ-X502PとSJ-X372Pの一番大きな違いは何ですか?
容量とドアの形です。SJ-X502Pは502Lの6ドア(ピラーレスフレンチドア)、SJ-X372Pは374Lの3ドア(どっちもドア)です。製氷もSJ-X502Pは自動、SJ-X372Pは手動と異なります。
Q2. どちらが省エネですか?
シャープ公式の仕様では、年間消費電力量はSJ-X502Pが291kWh/年、SJ-X372Pが354kWh/年です。容量の大きいSJ-X502Pのほうが少なくなっています。省エネ基準達成率はどちらも100%です。
Q3. どちらもプラズマクラスターは付いていますか?
公式の機能一覧でプラズマクラスターが記載されているのはSJ-X502Pです。SJ-X372Pの機能一覧には記載がありません。
Q4. 運転音に違いはありますか?
公式の仕様では、どちらも静音設計で約20dB(JIS C 9607騒音試験・低速運転時)と案内されています。
Q5. 設置スペースが限られている場合はどちらを選ぶべきですか?
幅に余裕がない場合は、幅600mmのSJ-X372Pが候補になります。どちらを選ぶ場合も、本体寸法に加えて、公式サイトで案内されている必要な設置スペースと搬入経路を事前に確認してください。
SJ-X502PとSJ-X372P 違いを比較まとめ
SJ-X502PとSJ-X372Pは、容量・ドア・製氷が大きく異なる2機種です。SJ-X502Pは502Lの6ドアで自動製氷付き、SJ-X372Pは374Lの3ドアで、左右どちらからでも開けられるどっちもドアを採用しています。
インバーター制御や約20dBの静音設計、チルドルームなど共通する機能も多く、年間消費電力量は容量の大きいSJ-X502Pのほうが少ないという特徴もあります。
家族が多くまとめ買いが多いならSJ-X502P、設置スペースを抑えたい少人数の家庭ならSJ-X372Pを選ぶと、失敗しにくくなります。購入前には、設置場所の寸法と搬入経路を必ず確認しておきましょう。

